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- 佳館杏ノ助 なんだ桜もう散りやがるか 歌詞
- 佳館杏ノ助
- さて春は來たが
お前の足は何処へ向かうのだろうな 嗚呼早くも 散り始めるか桜 戸惑いは全て お前の手の中で 不器用な物を 集めて泣くのさ お前が見てきた お前だけの瞬間達を 放り投げたら其処に お前は吸い込まれる 咲け 春は名殘を尊う程に揺れて お前を迎えるだろう 待て 冬は逝くが 忘れ物はないか 昨日に転がる 他愛ないそれでも大切な物を 躊躇いは此処で 産聲を上げて お前の行く手を阻む様に育つ だが其れは全て お前が遂げるべきものを 本當は待ってるのさ そうやって息をしてるのさ 鳴け 春は答えを知らないまま訪れ お前を見ているだろう 張り裂ける程衝動 気付けば響いた鼓動 雪を掻いて芽出るのは お前という花 息をして脈打って 泣きながらもがいて 門出を迎えるお前は そうさ限りなく美しい 舞え 春よ桜よ 凍えて消えた冬を その芽に宿せ 聴かせろよ お前だけの歌聲を さぁ春は此処だ お前の目前に咲くのが春だ 踏み出せば お前は吸いこまれる なんだ桜もう散りやがるか だったらお前が代わりに咲けよ
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