|
- 藤本二三代 祇園小唄 歌詞
- 藤本二三代
- 月はおぼろに東山
融融月升東山上 かすむ夜毎のかがり火に 春沉夜幕篝火中 夢もいざよう紅桜 朱色霏微櫻入夢 しのぶ思いをふりそでに 振袖翩翩掩離情 祇園戀しやだらりの帯よ 衹園戀似錦帶垂 間奏... 夏は河原の夕涼み 河原涼夕風消暑 白いえりあしぼんぼりに 粉黛沾襟新妝成 かくす涙の口紅も 唇脂湮淚花朝露 燃えて身を焼く大文字 離離火燒大文字 祇園戀しやだらりの帯よ 衹園戀似錦帶垂 間奏... 加茂の河原に水やせて 加茂河枯秋水瘦 枯れた柳に秋風が 弱柳殘秋北風疾 泣くよ今宵も夜もすがら 嘆罷今宵淚濕透 祇園戀しやだらりの帯よ 衹園戀似錦帶垂 むせぶ瀬音に鐘の聲 幽咽泉流晚鐘遲
|
|
|