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- 遠望、そして羽化 (feat. KAITO) 歌詞 KAITO Re:nG
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- 流れる入道雲
焦れるセミの聲 永い夏の幻 錆びた自転車で ずっと駆け回り 陽に焼けた手を比べた ただなんとなく その日を感じていた 君がいなくなる明日は近いと 「早く大人になれたらいいのにな そしたら一人きりでも生きていける」 何気ないように言う言葉の重みを 僕はまだ分からない 僕がまだ気づけない想い 揺れる稲穂の音 蒼いイトトンボ 凪いだ秋の日常 過ぎ去る風景と 冷たい電車の窓 ふと真っ黒な手思い出す やれ狹い町に広がる噂話 君が抱えてた無力さの片鱗 早く大人になれたらいいのにな そしたら君のもとへ會いにいける そんな感傷もすぐ消えることを 僕はまだ気づけない 僕がまだ分からない世界 また明日ねと 君は手を振り返さなかった そんな小さな噓すらつけないで 大人になんてなれやしない なれやしない いつか遠くない未來に言うんだろうな 子どものまま遊んでいたかったと 羽化がはじまる日が近づいていること 僕はまだ気づかない 僕がまだ知らない空へ
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