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- 鈴木祥子 Silent Dream 歌詞
- 鈴木祥子
- 崩れた瓦屋根の下の
かたむいた洗濯物
物置きの裸電球折れ曲がった自轉車
みんな昔の夢をみながら 冷たい雨に打たれてる
遠くで樹が搖れている長い砂利道に
赤いランドセルが二つ並んでいったよ
みんなおそろいの黃色い傘さして
線路ぞいの道へ步いていったよ
踏み切りの向こうに夕陽があって
背のたかい草が風に搖れていた
銀色の電車がどこかへ走り出すのを
陸橋の上でいつまでも見送った
今度生れてくる時は樹か花がいいって
あの人はいつも言っていたよ
夕方にはいつもどこかから
ピアノの音が聞えてきたよ
障子にあかるい陽が差して
みんながこの場所に歸ってきたよ
割れたテレビに
折り重なる石油ストーブ
枯れたままの缽植え紐の切れた靴
みんな昔の夢をみながら
冷たい雨に打たれてる
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