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- 柊莉杏 十字路五番街 歌詞
- Mamyukka 柊莉杏
- 見えない線の上を星の影がなぞる
屋根の上、宙を這う 銀の座標を追いかけていく 鞄はしっかり持った 好きな帽子もかぶった 燈を消して、鍵閉めて 「じゃあ行ってくるからね」 なんちゃって言ってみても応答はないけれど 仰ぐφの先そこに何かがあるのかな? 黒く濡れた鉄の身體が映し出す ビルの影々、ネオン記號 力強く靜寂の挾間を行けど 汽笛の音は夜に溶ける 街外れの曲がり角十字路五番街 地図にないけれど実は「駅」がある 暗いオしンジ色、改札前十二時八分発一番線 受け取った乗車券はとても使い古されて 裏に誰かが殘したXを夢見る文字列が歌う 赤く錆びた壁のランプが映し出す 人の影々、空ろ空ろ 「黃色イ線マデオ下ガリ下サイマセ」 汽笛の音が甲高く夜を裂く到著 銀河を行くその汽車の行き先は知らない 車掌さんでさえ興味がないとか 白い蒸気の海、ホームの上十二時三分前一番線 扉が開く 「足元二ゴ注意、オ乗換エノ方、オ間違イナキヨオ」 暗いオレンジ色、列車の中十二時八分発一番線
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