|
- ELECTROCUTICA 屆かない花束 歌詞
- ELECTROCUTICA
- 崩れていく記憶
森に逸れ 鳴いている風 君が遺した夢 咽せる炎の匂い 黒に悶えひしゃぎ叫く聲 剎那のゆりかご 此処が魔女の家だなんて 疑いもせずにいた 密かに集めるウワサ 教會の花園に咲く孤児たち その蕾は摘めば甘い蜜になる “一緒に逃げよう” 飾られず、決して屆かない花束 ――それが僕らの運命だから 闇夜に連れだして月燈 震える手をつなぎ駆ける 空へと叫んだ 宛てのない逃走 悪夢の果て 眠る森の梟が道を標す 零れていく花 僕ら、何故…… 黒い翼が手招く 空白がふたりを引き離した せめてこの手は最後まで 解ってたんだ明日が來ないことを 全てを壊していく月光 引きよせた僕の腕を払い、君は微笑んで 「さよなら生きて貴方だけは」 今も消えない手のひらに 名もなき花束の殘り香(おもいで)
|
|
|