|
- 恆溫 小説夏と罰 (上)(翻自 傘村トータ) 歌詞
- 恆溫
- その日は、夏を嫌悪するには十分すぎる空だった
汚れのない青がどれほど憎らしかったか 理解など求めても無駄であろう 自分の存在はこの世界に1ミリ足りとも傷を殘せず 生を受けたのも神の気まぐれ 対して、全てから祝福されている君は煌煌と 「夏、終わるの寂しいよな」 君の屈託のない笑顔が私の喉を一摑み 絞めるでもなく、ただただ罪悪感を植えつける 信頼も友情も塗り潰しうる劣等感と 私は共生し続けるのか 君を壊してやりたいと思った そんな自分を恥じてもいたが 一度でいい、聖人のような思考を歪めて、 醜い內面を抉り出してやるのだ 見ろ!見ろ! 今からお前を突き落とす 裏切りは隨分前から計畫されていたと 全てを知った君の顔に私は青すぎる空を見たい 「あっ、お祭り、 17時にいつものとこ集合な」 ああああ ごめん、ごめん、ごめん、 ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、 もう無理だ、無理です、無理だ、 許して、嗚呼、許して、 助けて、神様
|
|
|