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- 野島健児 Introduction talk 歌词
- 野島健児
- 探してたのかもしれない、絶対を預けられる人を。
突然だけど、君に問題。
僕の住んでいるところは宮崎県でしょうか、宮城県でしょうか?
ちゃんと分かってたみたいだなぁ。
そう、僕、柚木崎凪(ゆきざき なぎ)の出身は宮崎県。
幼いとき、君はよく間違えていたよなぁ。宮崎県と宮城県。
まあ、名前が似てるから、間違いやすいって言うのは分かる。
それに、僕たちがであったのは宮城だから。
こんがらかるよな。
でも、僕が住んでいるのは宮崎だから、忘れるなよ。
そういえば、君は宮崎のことをあまり知らないだろう。
だから今日は宮崎について少しでも知ってもらえたらと思ってる。
いい?それじゃ、ここでまた君に問題、宮崎県はどこにあるでしょうか?
答えは九州。
九州地方は沖縄を含めた八つの県から構成されていて、
宮崎県はその南東部に位置している。
南国地方の豊かな気候で、農産、畜産、水産が盛んだ場所だ。
フルーツは完熟マンゴや金柑、日向夏が代表的、どれも甘くておいしい。
食べたことないなら、一度は食べてもらいたい。
鶏、豚、牛もそれぞれ有名なブランドが確立している。
海の幸で珍しいものといえば、メヒカリかなぁ。
メヒカリって知ってる?
深海に住んでいる魚で、目が光っていることから、「メヒカリ」って呼ばれるんだ。
本当は別名があるらしいんだけど、地元では、メヒカリって言うのが一般的。
これがすごくおいしい、僕の好物。
伊勢海老(いせえび)や牡蠣(かき)、蛤(はまぐり)も旬になるとおいしい。
後は焼酎も有名だなぁ。
宮崎は芋焼酎が多い。料理だったら、地鶏やチキン南蛮が全国的に知名度が高いと思う。
中でも、僕が好きな郷土料理は冷汁。
君は「冷汁」って知ってる?
簡単に言えば、冷たい味噌汁の中に豆腐や大葉、きゅうりなどを入れて、ご飯にかけて食べるものなんだけど、食欲の落ちる暑い夏には、さらさら入りはいるし、すごくおいしい。
あ、困ったな。食べてほしいものがたくさんありすぎて、全部紹介できない。
集約すると、宮崎は雄大な大地と暖かな気候に恵まれていて、地産地消(ちさんちしょう)に優れているっていうこと。
僕はこの地が宮崎が好きだ。
高い建物がなくて、街明かりも少ないから、星空が綺麗に見える。
それに、海、山、川、滝、パワースポットも多く存在する。
鬼の洗濯板ーー西都原古墳群(さいとばるこふんぐん)、高千穂峡(たかちほきょう)、照葉樹林(しょうようじゅりん)、関之尾滝(せきのおだき)、あげると限がない。
自然の中に身を置くだけで、心地いい。
地気をからだ全体で、五感で感じられるんだ。癒されるよ。本当に。
天孫降臨の地だから、神話も多く存在する。
神話も祟るとは面白い。今度、その話も聞かせてやりたい。
なぁ、ちゃんと休息をとっているか?
君の事だ、毎日毎日、一生懸命頑張ってるんだろう。
頑張ることは君のいいところ。
でも、心身を癒すことも大切だ。
だから、近いうちに宮崎に来い、君が心を癒す場所へ連れていってやる。
ここでしか食べられないものを君に食べさせてやる。
いろんな話も聞かせてやる。それに…君に…いや、何でもない。
待ってる。君が宮崎に来るのを。
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