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- 松任谷由実 かんらん車 歌詞
- 松任谷由実
- すいた電車が住宅街ぬけて
ひとしきり冬枯れをふるわす あとに殘ったひとりの足音は 川辺りの遊園地をたどる さびついたかんらん車に腰をおろせば ゆるやかに空は巡りはじめ あなたの住むあたり広がってゆく さよならが無性に恐かった はりつめた想いが遠くなるの いつしか雪が靜かに舞いながら チャコールの下界へと流れて きっとあなたは窓の外を見てる あのひとの肩を抱きよせて つぎつぎと飛行船もゲームも止まり 粉雪が空を埋づめてゆく 終わりの暗示には美しすぎる 私だけ冬空の旅人 地上に戻る頃世界が止まる
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