|
- 綾野ましろ 幻燈 歌詞
- 綾野ましろ
- 僕の傍で月を見て
白く照らし出されていく その橫顔笑っているようで 泣いていた
たやすく觸れたなら壊れてしまう 手を伸ばせば屆くのに 「この一瞬が永遠ならば…」 幽かな星に願った
君の聲や仕草 すべてが目の奧で煌めいて 立ち竦む街の中で幻を燈した それはまるで僕らの 願いを映すように どこまでも近づいていく その視線儚くて 閉じ込めた
出會った日から 君は何か伝えようとしてるけれど その言葉は僕に屆く前に消えていく
君がいない明日が來ないようにと 眠りさえも遠ざけて 明けてゆく空の隙間を 両手で塞ごうとした
眩しすぎる月の白さに 君は包まれていた いつからかそんな君を 想い出せない 長い夜を徬徨い 見つけたその笑顔を いつまでも遠ざけている 闇雲な慾望で
君の聲や仕草 すべてが目の奧で煌めいて 立ち竦む街の中で幻を燈した 僕の影と君の月 願いを葉えたくて 永遠の湖(みず)の底で 真実を隠すように 塗りつぶした
その橫顔笑っているようで 泣いていた…
|
|
|