- 保志総一郎 羊 歌词
- 諏訪部順一 保志総一郎
- こうして僕は
就这样 六年前 サハラ砂漠で飛行機が故障するまで 直到六年前在撒哈拉沙漠的那次飞机事故 心を許して話せる相手に出会うこともなく 我仍然没有遇到一个可以交心的朋友 一人で生きてきた 一个人孤独的生活着 飛行機は エンジンのどこかが壊れていた 飞机的故障出在引擎的某个地方 整備士も乗客も乗せていなかったので 没有维修师也没有乘客 僕は難しい修理の仕事を一人でやり遂げるしかなかった 我必须自己去完成艰难的修理工作 死活(しかつ)問題だった 这可是事关生死的问题啊 飲み水は一週間分あるかないかだった 饮用水最多也只能够维持一周 最初の夜 最初的夜晚 僕は人の住む場所から千マイルも離れた砂の上で眠った 我就睡在这千百里外袅无人烟的沙子上 大海原(おおうなばら)を筏(いかだ)で漂流する遭難者より 这种感觉比撑着小木筏漂流大海上遇难的人 ずっと孤独だった 还要孤独 だから 夜明けに小さな可愛らしい声で起こされた時 所以当黎明时分被一个小小的可爱的声音所吵醒的时候 僕がどんなに驚いたか想像してみてほしい 你可以想象我有多么的吃惊 その声は こう言った 那个声音这样说道 「お願い、羊の絵を書いて。」 「え?」 [麻烦你帮我画一只小羊吧。] 「羊を書いて。」 雷(かみなり)に打たれたみたいに飛び起きると [什么?] 目を擦って辺りを見回した そこには、とても不思議な子供が一人いて [帮我画一只小羊吧。] 僕を真剣に見つめていた 我仿佛被雷击中了一样跳了起来 僕は突然現れたその子供を目を丸くして見つめた 揉揉眼睛环视四周 何度も言うけれど 发现旁边有一个不可思议的小孩子 人の住む所から千マイルも離れていたのだ 正认真的盯着我看 しかしその子は 我瞪大了眼睛打量着这个突然出现的小家伙 道に迷っているようには見えなかった 虽然说过好几次了 疲れや飢えや渇きで死にそうになっているようにも 这可是千百里外袅无人烟的沙漠啊 怖がっているようにも見えなかった 但那个小家伙 人の住む所から千マイルも離れた砂漠を真ん中にいながら 怎么看都不像是迷路了 途方に暮れた迷子と言った様子は少しもなかったのだ 看不出因疲劳、饥饿、口渴而要死的样子 ようやく口が聞けるようになると、僕はその子に尋ねた 也看不出害怕的样子 「君は、こんな所で何をしているの?」 在这千百里外袅无人烟的沙漠的正中央 しかしその子はとても大切なことのように 静かに繰り返すだけ 他完全不像迷路的小孩子 「お願い、羊の絵を書いて。」 好不容易反应过来,我马上就问他 馬鹿げた話だが 人の住む所から千マイルも離れて [你,在这里做什么?] 死の危険に曝(さら)されているというのに 但是那小家伙好像是有很重要的事似的,只是静静的重复着 僕はその子に言われるままに ポケットから一枚の紙切れ(かみきれ)と万年筆を取り出していた [麻烦你帮我画一只小羊吧。] だけどそこで 也许你会认为我脑子有问题 僕が一生懸命勉強してきたのは 在这千百里外袅无人烟的沙漠中 地理と歴史と算数と文法だけだったことを思い出して 明明死亡正在逼近 少し不機嫌になりながら 却按照那个小孩子说的那样 絵は書けないんだと その子に言った。 从口袋里拿出了一张纸和一支笔 「そんなの構わないよ。羊を書いて。」 那时我又突然意识到 僕は羊の絵なんか書いたことがなかったので 我整天拼命所学的 自分に書けるたった二つの絵のうちの一つを書いてあげた 只有地理、历史、数学和语法而已 ボアの外側の絵だ 我稍稍有点懊恼 その時男の子がこういうのを聞いて 于是就对小家伙说我画不了 僕はビックリした 「違う違う。 [没关系的,帮我画一只小羊吧 。] ボアに飲み込まれた象なんて要らないよ。 因为我从来没画过小羊 ボアはとっても危険だし、 就画了我能画的那两张画中的一张 象はけっこう場所塞(ふさ)ぎだから。 也就是从外面看大蟒蛇吞大象那张画 僕の所はとっても小さいんだ。 而这个小家伙接下来的话 ほしいのは羊。羊を書いて。」 让我惊呆了 そこで僕は、羊を書いた。 [不对不对。 「んー、ダメだよ。この羊はひどい病気だ。 我没说要画大蟒蛇吞大象啊。 違うのを書いて。」 大蟒蛇太危险了, 僕は書き直した。 大象太占地方。 男の子は僕を気遣って、優しく微笑んだ。 我那片地方小着呢。 「よく見て、これは羊じゃあないでしょう。 所以我只要小羊,帮我画一只小羊吧。] 雄羊(おひつじ)だよね。 我没办法,只好给他画小羊了。 角(つの)があるもの。」 [嗯。。不行不行。这只小羊得了重病了。 そこで僕はまた書き直した。 再画一个不一样的。] けれどそれも前の二つと同じように拒絶された。 于是我重新画了一个。 「この羊は年を取りすぎているよ。 小男孩似乎怕我生气,温柔的笑了。 僕、長生きする羊がほしいの。」 [你仔细看看这好像不是小羊吧。 我慢も限界に近づいていた 这是山羊呀。 修理を始めなければと焦っていた 头上长了角呢。] 僕は 头上长了角呢。] ざっと書きなぐった絵を男の子に投げ渡した 但是又同前两个一样,被他给否决了。 「これは羊の箱だ。 [这只羊太老了, 君が欲しがっている羊はこの中にいるよ。」 我想要一个能活的久的。] すると驚いたことに 我已经忍耐到了极限。 この小さな審査員(しんさいん)の顔が 再不开始修理的话真让人着急。 ぱっと輝いたのだ 于是我 「ぴったりだよ。 就随便画了几笔把画扔给了他 僕がほしかったのは、この羊さ。 [这是用来装小羊的箱子, ねえ、この羊、草をいっぱい食べるかな?」 你想要的小羊就在里面。] 「どうして?」 让人吃惊的是 「僕の所はとっても小さいから。」 这个小小审查员的脸 「大丈夫だよ。 一下子亮了起来似的 君にあげたのはとっても小さな羊だからね。」 [太完美了, 「そんなに小さくないよ。 这就是我要的小羊啊。 あれ、羊は寝ちゃったみたい。」 呐,这只羊会不会吃好多的草?] こうして僕は この小さな王子さまと知り合いになった [为什么这样问?] 王子さまがとこから来たのか分かるまで かなり時間がかかった [因为我住的地方很小啊。] 王子さまは [放心吧, 僕にはたくさん質問してくるのに 我送给你的也是很小的羊啊。] こちらからの質問にはほとんど耳を貸さなかったのだ [哪有很小啊? 少しずつ全てが明らかになっていったのは 啊,小羊好像睡着了。] 王子さまが偶々口にした言葉からだった 就这样 それは 我认识了小王子 初めて僕の飛行機を見た時のことだ 搞清小王子到底来自何方 「何、これ?」 花费了我相当多的时间 「飛行機。空を飛ぶんだ。僕の飛行機さ。」 小王子 空を飛べると自慢げに話していたら 虽然不停的对我发问 王子さまは大声で言った 可我问他的问题,他却完全置之不理 「え?じゃあ、君は空から落(お)っこちてきたんだ。」 就这样从他偶尔说的几句话中我一点一点的揣摩 「まあ、そうだなあ。」 直到最后全都搞明白 「あ、それは可笑しいね。」 那是在 王子さまは可愛い声で笑い出したが 他第一次看到我驾驶的飞机的时候 僕はかなりいらいらした 自分を襲った災難を [这是什么啊?] 真面目に受け取ってほしかったのだ しかし王子さまは続けてこう言った [飞机。能在天空飞的东西。是我的哟。] 「それじゃ、君も空から来たんだね。 说起能在天上飞这种让人感到骄傲的事时 どの星から来たの?」 小王子提高了声音说道 その瞬間 王子さまがなぜここにいるのかという疑問に [啊?那么你也是从天上掉下来的喽。] さっと光が差し込んだように感じて 僕はすぐに尋ねた [呃。。可以这样说吧。] 「君は、よその星から来たのかい?」 しかし王子さまは答えず [啊,这可真滑稽啊。] 飛行機を見て、そっと首を振っただけだった 小王子倒是笑得很可爱 「これに乗ってきたのなら、 我可是要急死了 そんなに遠くからじゃないよね。」 因为我现在处境多危险 そう言うと 物思いに沈んでいった 他好像一点儿都没意识到 王子さまはポケットから羊の絵を取り出して 但是小王子接下来这样说道 大切そうに眺めていた。 [那么你也是来自天上了。 「君はどこから来たの? 是从哪个星球来的呢?] その羊をどこへ連れて行くつもりなの?」 在那一刻 「この箱がいいのわね。 小王子为什么会在这里这一困扰我的疑问 夜になると、羊の小屋になるって所だよ。」 终于真相大白了 「そうだね。 我马上追问他 いい子にしていたら、 昼間羊を繋いでおく綱もあげるよ。 [你是来自别的星球吗?] それに、綱を結んでおく杭(くい)もね。」 但是小王子没有回答 「羊を繋いでおくの? 只是看着飞机,静静地摇着头 可笑しいよ、そんなの。」 [如果乘坐它的话, 「でも、繋いでおかなかったら、 就不会感觉那么的远了吧。] 勝手にあちこち歩き回って、 小王子说着说着陷入了沉思 どこかいなくなっちゃうだろ。」 他从口袋中取出小羊的画 すると、僕の友達はまた笑い出した。 宝贝似的盯着看 「羊がどこへ行くっていうのさ。」 [你从哪里来? 「どこにでも。ずっとまっすぐ歩いていって…」 打算把小羊带到哪里?] 「大丈夫だよ、僕の所は本当に小さいからね。 [这个小箱子真不错, まっすぐに行っても 到了夜里,小羊可以把它当做小屋子。] そんなに遠くには行けないよ。」 [是啊。 こうして僕は 如果你乖的话, 二つ目のとても大切なことを知った 我可以再送你一个可以在白天牵着小羊的绳子, 王子さまのいた星は家一軒(いっけん)より 那样,你就可以拴着它。 やや大きいくらいの大きさなのだ。 [要拴着小羊? それほど驚きはしなかった 这也太奇怪了吧。] 地球や木星・火星・金星のように [但是不那样的话 名前のある巨大な星以外にも 小羊就会乱跑, 望遠鏡でも見つからないほど小さな星が 万一走丢了怎么办?] 何百とあることを知っていたからだ 于是我的这位小朋友又笑了。 天文学者がそんな星を発見すると 名前の代わりに番号を付ける [你认为小羊能跑到哪里呢?] 例えば、小惑星325と言ったように。 王子さまがやって来た星は [这可说不准。如果任由它随便跑的话。] 小惑星B612だと思う [放心啦。我住的地方小的很。 1909年にトルコの天文学者が 任它怎么跑, 一度だけ望遠鏡で観測した星だ 都走不远的。] 天文学者は国際天文家会議で 就这样 自分の発見について堂々と発表した 我明白了另一件关于小王子的重要的事 しかしその時は 小王子所在的星球只不过比一座房子 服装のせいで 稍微大了一丁点而已。 誰にも信じてもらえなかった 我没有感到非常惊讶 大人なんて そんなもんだ 这是因为我知道除了地球和木星、火星、金星这样 しかし 有名字的巨大星球以外 小惑星B612に 还有即使用望远镜也很难被发现的 名誉挽回(めいよばんかい)の幸運が訪れた 数百颗小星球 トルコの独裁者が 当天文学家发现了那样的星球 国民にヨーロッパ風の服装を着るように命令し 就用数字代替名字 従わなければ死刑ということになったのだ 比方说,像小行星325这样的。 そこで天文学者は 我觉得小王子 1920年、今度は 是从小行星B612来的 もっと洗練(せんれん)された服装で同じ発表を繰り返した 那是1909年,土耳其的天文学家 この時はみんなが彼の言うことを信じた。 用望远镜只观测到一次的星星 この星のことをこんなに詳しく話して 那个天文学家在国际天文学会议上 番号まで教えるのは 正式地发表了自己的发现 大人たちのせいだ 可是那个时候 大人は数字が好きだ 因为服装的关系 数字以外には興味がない 没有得到任何人的信任 新しい友達のことを話しても 大人就是这样 どんな声か 可是 どんな遊びが好きか 小行星B612 蝶々を集めているかと言った 遇上了挽回名誉的好运 大切なことは何も聞いて来ない 土耳其的统治者 何歳か 下令全民都要穿欧洲的服装 何人兄弟か 不服从的话就要处以死刑 お父さんの年収はいくらかと言った 于是天文学家 数字のことばかり聞いて来て 在1920年的会议上 それですっかり知ったつもりになる 穿着更加精心裁制的衣服重复了同样的发表 「王子さまは本当にいたよ。 这时大家都相信了他的话 可愛かったし、笑っていたし、 我给你们说这颗小行星的细节 羊を欲しがっていた。 甚至连号码都告诉了你 だって、羊を欲しがるってことは、 是因为大人们的习性 間違いなくその人が 大人都喜欢数字 本当にいるってことの証拠だからね。」 对数字以外的东西都没有兴趣 こんな風に話しても 即使和他们谈论新朋友 大人は肩を竦(すく)め 有着什么样的声音 子供扱いするだけだ。 或是喜欢什么娱乐 しかし 是否喜欢制作蝴蝶标本 「王子さまが来た星は小惑星B612だよ」と言えば 这样重要的事情他们也不会听的 大人は納得して 只是问几岁 それ以上余計なことは聞いて来ない 有几个兄弟姐妹 大人なんてそんなもんだ 父亲的年收入是多少 でも 悪く思ってはいけないよ 这之类的数字 子供は大人に対して 就自认为什么都了解了 広い心で接してあげなきゃね 王子是真的存在的哦。 でも 生きるということがどういうことなのか 既可爱,又爱笑, よく分かっている僕たちには 还想要小羊。 数字なんかどうでもいい 正是因为,想要得到羊, 本当だったら僕は 才正是那个人 この物語をお伽話のように始めたかった 真实存在的证据吧。 「昔々、自分より本の少し大きいだけの星に暮らしている 即使这样跟大人们说 小さな王子さまがいました 大人们也只是耸耸肩 王子さまは友達を欲しがっていました。」 把我当小孩来看待 生きるということがどういうことなのか分かっている人には 可是假说我说 こういう言い方のほうが 王子是来自小行星B612哦 ずっと本当らしく聞こえるだろう 大人就会表示理解 僕は この本を軽々しく読まれたくない 不再问我其余的事情 こう言った思い出話を語ることは 成年人就是这种家伙 僕にとって 本当に辛い 可是 不可以认为是坏事哦 僕の友達が羊を連れて行ってしまって 孩子们对于大人 もう六年になる 必须要以宽大的心来接纳他们哦 こうして彼のことを書くのは 可是 对于活着是怎么一回事 彼を忘れないためだ 很清楚的我们来说 友達を忘れてしまうのは悲しい 数字是无关紧要的 誰にでも友達がいるわけではない 其实我 それに 很想将这个故事像童话故事那样展开的 僕も数字にしか興味のない大人になってしまうかもしれない [很久很久以前,有一个住在真的只比自己 そうならないために僕は 大一点点的星球上的小王子 絵の具箱と鉛筆を買った 王子想要得到朋友。] 六歳でボアの外側と内側を書いて以来 对于明白活着是怎么一回事的人的来说 何も書いていなかった僕にとって 这样的说法 この年でもう一度絵を書くのは大変なことだった 听起来更为真实吧 出来るだけ 我不希望人们以轻率的态度来读这本书 本物そっくりな肖像画(しょうぞうが)を書いてみるつもりだ 就这样讲述回忆的故事 でも ちゃんと書けるかどうかは 对我来说真的很痛苦 自信がない 我的朋友带着羊离开 一枚いい物が書けても 已经有六年了 その次はまるで似ていないかもしれない 我这样写他的故事 背丈(せたけ)が難しいし 是为了不让自己忘记他 服の色も迷ってしまう 忘记朋友是很悲哀的 手探りでやってみるが 并不是谁都拥有朋友的 もっと大事な細かい部分を間違えてしまうかもしれない 而且 でも そこは大目に見てほしい 我也许也会变成只对数字感兴趣的大人 王子さまは 为了不要变成那样 詳しいことは何も説明してくれなかったのだ 我买了绘画颜料和铅笔 恐らく彼は 对于自六岁画了蛇的外部和内部之后 僕のことを自分と同じ仲間だと思ったのだろう 就什么也没有再画过的我来说 しかし残念ながら僕は 这把年纪了再画画是件很困难的事 箱の中の羊を見ることが出来ない 我打算尽可能地 少しばかり大人になってしまったのかもしれない 按着他本人的样子画肖像画 年を取ったのだ 可是 能不能画好 日を追うごとに僕は 我没有自信 王子さまの星のことや 即使画了一张好的 そこからの旅立ち 也许下一张就完全不像了 これまでの旅について知るようになっていった 身高很难定位 王子さまが偶々口にした言葉で 衣服的颜色也令我很犹豫不定 少しずつ様子が分かってきた 虽然试着凭印象去摸索了 こうして三日目に 可是也许有更多重要的细节部分被我弄错了 バオバブをめぐる大騒動を知った 可是 我希望大家宽容一些 これも、羊のお陰だった 因为小王子 王子さまが急に心配らしくなって 没有跟我说明任何细节 こう聞いてきたのだ 大概他认为 「羊が小さな樹も食べるって、 我是和他一样的伙伴吧 本当なんでしょう?」 可是尽管很遗憾 「うん、本当だよ。」 我还是看不到箱子里的羊 「あぁ、よかった。」 也许是我已经多少成为大人了吧 羊が小さな樹を食べることが 因为已经长大了 なぜそんなに大事なことなのか 渐渐地 僕には分からなかった 关于小王子的星球 しかし 王子さまは更にこう聞いてきた 从那里开始的 「だったら、バオバブも食べるよね。」 到至今为止的旅行我都变得了解了 僕は王子さまに 从王子偶然的话语间 バオバブは小さな樹じゃなくて 我一点点地了解了状况 教会の建物と同じぐらい大きな樹だから 就这样在第三天 象の群れを丸ごと連れてきても 知道了围绕着猴面包树的大骚动 たった一本のバオバブも 这也是多亏了小羊 食べきれないだろうと教えてあげた 王子突然显得很担心 象の群れを思い描いて 这样问我 王子さまは笑った。 [羊连小树也吃, 「上に上に積み重ねなきゃいけないね。」 是真的对吧?] しかし、続けてなかなか鋭い指摘をした 「バオバブだって、大きくなる前は小さいんだよね。」 [嗯,是真的啊。] 「そりゃそうだよ。 それにしても、 [啊,太好了。 ] どうして羊に小さなバオバブを食べてもらいたいんだい?」 羊吃小树 「何を言ってるの? 为什么是那么重要的事呢 そんなの当たり前でしょ。」 我不明白 僕は 可是,他更进一步地问道 一人でこの難問を解き明かすことになり 散々頭を捻(ひね)った [既然如此,也会吃猴面包树的吧。] つまり こういうことだ 我告诉小王子 王子さまの星には 猴面包树不是小树 他の星と同じように 是和教会的建筑物差不多大小的树木 良い草と悪い草があった 所以即使带一整群象去 良い草は良い種から育ち 就连一棵猴面包树 悪い草は悪い種から育つ 也是吃不完的 しかし 種は目に見えない 想象着象群的画面 土の中でひっそりと眠っている 小王子笑了 その一つが気まぐれに目を覚ますと 伸びをしておずおずと [必须得把大象一个个垒起来呢。] あどけない小さな茎(くき)を太陽に向かって伸ばし始める 可是,接着他很敏锐地指出。 それが赤蕪(あかかぶ)や薔薇だったら そのままにしておいて構わない [猴面包树,在长大之前,是小小的吧。] でも、悪い草だと分かったら [那确实是啊。 すぐに抜き取らなくてはいけない 说起来, 王子さまの星には 你为什么想要让羊吃小棵的猴面包树啊?] そんな恐ろしい種があった [你在说什么呢? バオバブの種だ 那不是理所当然的吗。 ] 星の土は 我 何処も彼処(かしこ)もバオバブの種だらけだった 一个人解决这个难题 少しでも抜くのが遅れると 苦思冥想得厉害 バオバブはもう手が付けられなくなる 归根结底 就是这么一回事 星全体を覆いつくし 在小王子的星球上 根っこが突き抜け 和其它的星球一样 穴を開けてしまう 有好草和坏草 小さな星だと 好的草是由好种子长成的 殖(ふ)えすぎたバオバブで 坏的草是由坏种子长成的 破裂してしまう 可是 眼睛是看不见种子的 「決まりに出来るかどうかだね。 它默默地沉睡在土壤中 毎朝、自分の身支度(みじたく)が済んだら、 当它们其中之一忽然想要苏醒过来 星の手入れに取り掛かる。 便开始怯生生地生长 芽(め)を出したばかりの薔薇とバオバブは 天真地开始将茎伸向太阳的方向 よく似ているんだけど、 那如果是红芜菁或玫瑰的话 それを見分けて、バオバブだと分かったら、 就这样放任它生长也没有关系 すぐに抜いてしまう。 可是,假如知道是坏的草的话 手間は掛かるけど、 就必须立刻将它拔掉 とっても簡単なことだよ。」 在王子的星球上 「偶には仕事を後回しにしも大丈夫な時ってあるけど、 就有那种令人担心的种子 バオバブでそんなことをしたら、 那就是猴面包树的种子 取り返しがつかなくなるんだ。 星球的土壤里 例えばね、ある星に、 到处都遍布着猴面包树的种子 怠け者が住んでいたんだけど、 只要稍微迟一会儿去拔 その人は三本のバオバブを 就会拿猴面包树束手无策 ほったらかしにしていたばかりに…」 它遍布全星球 僕は 王子さまの話すとおりに 根扎透土壤 その星の絵を書いた 把土地都扎开洞 星より巨大な三本のバオバブと途方に暮れる怠け者。 如果是颗小星球 お説教(せっきょう)臭いことを言うのは 就会因为猴面包树繁殖过多 あんまり好きじゃないけれど 而破裂掉的 バオバブの脅威(きょうい)は 关键是是不是能够做到呢 地球ではほとんど知られていないし [每天早上,一穿好衣服, 小惑星で道に迷った人が危険な目に遭う可能性は 就开始着手照料星球 あまりにも大きい 虽然刚冒出芽的玫瑰和猴面包树 だから僕は 一度だけ普段の慎みを忘れて 非常相似, こう言っておこう 可是看着它成长,一知道它是猴面包树, 「おい、子供たち、バオバブに気を付けろ!」 立刻就要拔掉。 僕は友人たちに警告を与えるために 虽然会费点工夫, 一生懸命この絵を仕上げた 可是非常简单。] 苦労して書いた価値があった [虽然有时候偶尔将工作延后也没有什么影响, 他はこれほどうまくいかなかった 可是,如果遇到猴面包树这样的事情 バオバブを書いた時は 就会失去挽救的时机。] 切羽詰(せっぱつま)って 比方说,在一个星球上 気持ちが高ぶっていたのだ 住了个懒人, ああ、小さな王子さま 而那个人只放过了 こうして僕は少しずつ 三棵猴面包树苗…… ] 細やかで憂鬱な君の人生を理解していった 我照着王子的话 長い間、君には美しい夕日しか 画了那颗星球 心を慰めるものがなかったことも 三颗比星球更巨大的猴面包树和一个束手无措的懒人 僕がこの秘密を知ったのは 虽然对于充满说教意味的话 四日目に朝 君がこう言った時だ 我并不喜欢 「僕、夕日が大好きなんだ。 可是因为猴面包树的威胁 夕日を見に行こうよ。」 在地球并未被广而告知 「でも、待たなきゃね。」 所以在小行星上迷路的地球人遭遇到危险情况的可能性 「待つって、何を?」 非常地大 「日が沈むのをさ。」 因此我一度忘却了自己平时的谨慎 君はとてもビックリしたようだった 任自己这样说道 そして すぐに笑い出した 「僕、まだ自分の星にいるつもりになっていたよ。」 [喂,孩子们,当心猴面包树! ] 「そうだね。」 我为了给予朋友们警告 誰もが知っているように 拼命地完成了这幅画 アメリカが正午(しょうご)の時には 即便辛苦还是有价值的 フランスは夕暮れだ 别的就画得没有这么好了 だから、一分でフランスに飛んでいけたら 在画猴面包树的时候 夕日を見ることが出来るけど 临到最后关头 残念ながら フランスは遠すぎる 我的心情一直很激昂 だけど君の小さな星では 啊啊,小王子 本の少し椅子を動かすだけでいい 我就这样一点点地 そうすれば、見たい時にいつでも 稍微地理解了你忧郁的人生 黄昏(たそがれ)を眺めていられる。 在过去很长一段时间里,只有美丽的夕阳 「僕ね、一日に44回も夕日を見たことがあるよ。」 可以抚慰你的心 そう言って、暫くしてから、こう付け加えた。 这个秘密我是在第四天的早晨知道的 「ねぇ 悲しくてたまらない時って 当时,你这么对我说 夕日が恋しくなるよね。」 [我最喜欢夕阳了。 「44回も夕日を見た日は 我们去看夕阳吧。] 悲しくてたまらなかったのかい?」 しかし、王子さまは答えなかった。 [可是,必须要等啊。]
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