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羊【諏訪部順一】 羊【保志総一朗】

羊 歌詞 諏訪部順一 保志総一朗
歌詞
專輯列表
歌手介紹
保志総一朗 羊 歌詞
諏訪部順一 保志総一朗
こうして僕は
就這樣
六年前サハラ砂漠で飛行機が故障するまで
直到六年前在撒哈拉沙漠的那次飛機事故
心を許して話せる相手に出會うこともなく
我仍然沒有遇到一個可以交心的朋友
一人で生きてきた
一個人孤獨的生活著
飛行機はエンジンのどこかが壊れていた
飛機的故障出在引擎的某個地方
整備士も乗客も乗せていなかったので
沒有維修師也沒有乘客
僕は難しい修理の仕事を一人でやり遂げるしかなかった
我必須自己去完成艱難的修理工作
死活(しかつ)問題だった
這可是事關生死的問題啊
飲み水は一週間分あるかないかだった
飲用水最多也只能夠維持一周
最初の夜
最初的夜晚
僕は人の住む場所から千マイルも離れた砂の上で眠った
我就睡在這千百里外裊無人煙的沙子上
大海原(おおうなばら)を筏(いかだ)で漂流する遭難者より
這種感覺比撐著小木筏漂流大海上遇難的人
ずっと孤獨だった
還要孤獨
だから夜明けに小さな可愛らしい聲で起こされた時
所以當黎明時分被一個小小的可愛的聲音所吵醒的時候
僕がどんなに驚いたか想像してみてほしい
你可以想像我有多麼的吃驚
その聲はこう言った
那個聲音這樣說道
「お願い、羊の絵を書いて。」
「え?」
[麻煩你幫我畫一隻小羊吧。 ]
「羊を書いて。」
雷(かみなり)に打たれたみたいに飛び起きると
[什麼? ]
目を擦って辺りを見回した
そこには、とても不思議な子供が一人いて
[幫我畫一隻小羊吧。 ]
僕を真剣に見つめていた
我彷佛被雷擊中了一樣跳了起來
僕は突然現れたその子供を目を丸くして見つめた
揉揉眼睛環視四周
何度も言うけれど
發現旁邊有一個不可思議的小孩子
人の住む所から千マイルも離れていたのだ
正認真的盯著我看
しかしその子は
我瞪大了眼睛打量著這個突然出現的小傢伙
道に迷っているようには見えなかった
雖然說過好幾次了
疲れや飢えや渇きで死にそうになっているようにも
這可是千百里外裊無人煙的沙漠啊
怖がっているようにも見えなかった
但那個小傢伙
人の住む所から千マイルも離れた砂漠を真ん中にいながら
怎麼看都不像是迷路了
途方に暮れた迷子と言った様子は少しもなかったのだ
看不出因疲勞、飢餓、口渴而要死的樣子
ようやく口が聞けるようになると、僕はその子に尋ねた
也看不出害怕的樣子
「君は、こんな所で何をしているの?」
在這千百里外裊無人煙的沙漠的正中央
しかしその子はとても大切なことのように靜かに繰り返すだけ
他完全不像迷路的小孩子
「お願い、羊の絵を書いて。」
好不容易反應過來,我馬上就問他
馬鹿げた話だが
人の住む所から千マイルも離れて
[你,在這裡做什麼? ]
死の危険に曝(さら)されているというのに
但是那小傢伙好像是有很重要的事似的,只是靜靜的重複著
僕はその子に言われるままに
ポケットから一枚の紙切れ(かみきれ)と萬年筆を取り出していた
[麻煩你幫我畫一隻小羊吧。 ]
だけどそこで
也許你會認為我腦子有問題
僕が一生懸命勉強してきたのは
在這千百里外裊無人煙的沙漠中
地理と歴史と算數と文法だけだったことを思い出して
明明死亡正在逼近
少し不機嫌になりながら
卻按照那個小孩子說的那樣
絵は書けないんだとその子に言った。
從口袋裡拿出了一張紙和一支筆
「そんなの構わないよ。羊を書いて。」
那時我又突然意識到
僕は羊の絵なんか書いたことがなかったので
我整天拼命所學的
自分に書けるたった二つの絵のうちの一つを書いてあげた
只有地理、歷史、數學和語法而已
ボアの外側の絵だ
我稍稍有點懊惱
その時男の子がこういうのを聞いて
於是就對小傢伙說我畫不了
僕はビックリした
「違う違う。
[沒關係的,幫我畫一隻小羊吧。]
ボアに飲み込まれた象なんて要らないよ。
因為我從來沒畫過小羊
ボアはとっても危険だし、
就畫了我能畫的那兩張畫中的一張
象はけっこう場所塞(ふさ)ぎだから。
也就是從外面看大蟒蛇吞大像那張畫
僕の所はとっても小さいんだ。
而這個小傢伙接下來的話
ほしいのは羊。羊を書いて。」
讓我驚呆了
そこで僕は、羊を書いた。
[不對不對。
「んー、ダメだよ。この羊はひどい病気だ。
我沒說要畫大蟒蛇吞大像啊。
違うのを書いて。」
大蟒蛇太危險了,
僕は書き直した。
大象太佔地方。
男の子は僕を気遣って、優しく微笑んだ。
我那片地方小著呢。
「よく見て、これは羊じゃあないでしょう。
所以我只要小羊,幫我畫一隻小羊吧。]
雄羊(おひつじ)だよね。
我沒辦法,只好給他畫小羊了。
角(つの)があるもの。」
[嗯。 。不行不行。這隻小羊得了重病了。
そこで僕はまた書き直した。
再畫一個不一樣的。 ]
けれどそれも前の二つと同じように拒絶された。
於是我重新畫了一個。
「この羊は年を取りすぎているよ。
小男孩似乎怕我生氣,溫柔的笑了。
僕、長生きする羊がほしいの。」
[你仔細看看這好像不是小羊吧。
我慢も限界に近づいていた
這是山羊呀。
修理を始めなければと焦っていた
頭上長了角呢。 ]
僕は
頭上長了角呢。 ]
ざっと書きなぐった絵を男の子に投げ渡した
但是又同前兩個一樣,被他給否決了。
「これは羊の箱だ。
[這隻羊太老了,
君が欲しがっている羊はこの中にいるよ。」
我想要一個能活的久的。 ]
すると驚いたことに
我已經忍耐到了極限。
この小さな審査員(しんさいん)の顔が
再不開始修理的話真讓人著急。
ぱっと輝いたのだ
於是我
「ぴったりだよ。
就隨便畫了幾筆把畫扔給了他
僕がほしかったのは、この羊さ。
[這是用來裝小羊的箱子,
ねえ、この羊、草をいっぱい食べるかな?」
你想要的小羊就在裡面。 ]
「どうして?」
讓人吃驚的是
「僕の所はとっても小さいから。」
這個小小審查員的臉
「大丈夫だよ。
一下子亮了起來似的
君にあげたのはとっても小さな羊だからね。」
[太完美了,
「そんなに小さくないよ。
這就是我要的小羊啊。
あれ、羊は寢ちゃったみたい。」
吶,這隻羊會不會吃好多的草? ]
こうして僕は
この小さな王子さまと知り合いになった
[為什麼這樣問? ]
王子さまがとこから來たのか分かるまで
かなり時間がかかった
[因為我住的地方很小啊。 ]
王子さまは
[放心吧,
僕にはたくさん質問してくるのに
我送給你的也是很小的羊啊。 ]
こちらからの質問にはほとんど耳を貸さなかったのだ
[哪有很小啊?
少しずつ全てが明らかになっていったのは
啊,小羊好像睡著了。 ]
王子さまが偶々口にした言葉からだった
就這樣
それは
我認識了小王子
初めて僕の飛行機を見た時のことだ
搞清小王子到底來自何方
「何、これ?」
花費了我相當多的時間
「飛行機。空を飛ぶんだ。僕の飛行機さ。」
小王子
空を飛べると自慢げに話していたら
雖然不停的對我發問
王子さまは大聲で言った
可我問他的問題,他卻完全置之不理
「え?じゃあ、君は空から落(お)っこちてきたんだ。」
就這樣從他偶爾說的幾句話中我一點一點的揣摩
「まあ、そうだなあ。」
直到最後全都搞明白
「あ、それは可笑しいね。」
那是在
王子さまは可愛い聲で笑い出したが
他第一次看到我駕駛的飛機的時候
僕はかなりいらいらした
自分を襲った災難を
[這是什麼啊? ]
真面目に受け取ってほしかったのだ
しかし王子さまは続けてこう言った
[飛機。能在天空飛的東西。是我的喲。 ]
「それじゃ、君も空から來たんだね。
說起能在天上飛這種讓人感到驕傲的事時
どの星から來たの?」
小王子提高了聲音說道
その瞬間
王子さまがなぜここにいるのかという疑問に
[啊?那麼你也是從天上掉下來的嘍。 ]
さっと光が差し込んだように感じて
僕はすぐに尋ねた
[呃。 。可以這樣說吧。 ]
「君は、よその星から來たのかい?」
しかし王子さまは答えず
[啊,這可真滑稽啊。 ]
飛行機を見て、そっと首を振っただけだった
小王子倒是笑得很可愛
「これに乗ってきたのなら、
我可是要急死了
そんなに遠くからじゃないよね。」
因為我現在處境多危險
そう言うと物思いに沈んでいった
他好像一點兒都沒意識到
王子さまはポケットから羊の絵を取り出して
但是小王子接下來這樣說道
大切そうに眺めていた。
[那麼你也是來自天上了。
「君はどこから來たの?
是從哪個星球來的呢?]
その羊をどこへ連れて行くつもりなの?」
在那一刻
「この箱がいいのわね。
小王子為什麼會在這裡這一困擾我的疑問
夜になると、羊の小屋になるって所だよ。」
終於真相大白了
「そうだね。
我馬上追問他
いい子にしていたら、
晝間羊を繋いでおく綱もあげるよ。
[你是來自別的星球嗎?]
それに、綱を結んでおく杭(くい)もね。」
但是小王子沒有回答
「羊を繋いでおくの?
只是看著飛機,靜靜地搖著頭
可笑しいよ、そんなの。」
[如果乘坐它的話,
「でも、繋いでおかなかったら、
就不會感覺那麼的遠了吧。]
勝手にあちこち歩き回って、
小王子說著說著陷入了沉思
どこかいなくなっちゃうだろ。」
他從口袋中取出小羊的畫
すると、僕の友達はまた笑い出した。
寶貝似的盯著看
「羊がどこへ行くっていうのさ。」
[你從哪裡來?
「どこにでも。ずっとまっすぐ歩いていって…」
打算把小羊帶到哪裡? ]
「大丈夫だよ、僕の所は本當に小さいからね。
[這個小箱子真不錯,
まっすぐに行っても
到了夜裡,小羊可以把它當做小屋子。]
そんなに遠くには行けないよ。」
[是啊。
こうして僕は
如果你乖的話,
二つ目のとても大切なことを知った
我可以再送你一個可以在白天牽著小羊的繩子,
王子さまのいた星は家一軒(いっけん)より
那樣,你就可以拴著它。
やや大きいくらいの大きさなのだ。
[要拴著小羊?
それほど驚きはしなかった
這也太奇怪了吧。 ]
地球や木星・火星・金星のように
[但是不那樣的話
名前のある巨大な星以外にも
小羊就會亂跑,
望遠鏡でも見つからないほど小さな星が
萬一走丟了怎麼辦? ]
何百とあることを知っていたからだ
於是我的這位小朋友又笑了。
天文學者がそんな星を発見すると
名前の代わりに番號を付ける
[你認為小羊能跑到哪裡呢? ]
例えば、小惑星325と言ったように。
王子さまがやって來た星は
[這可說不准。如果任由它隨便跑的話。 ]
小惑星B612だと思う
[放心啦。我住的地方小的很。
1909年にトルコの天文學者が
任它怎麼跑,
一度だけ望遠鏡で観測した星だ
都走不遠的。 ]
天文學者は國際天文家會議で
就這樣
自分の発見について堂々と発表した
我明白了另一件關於小王子的重要的事
しかしその時は
小王子所在的星球只不過比一座房子
服裝のせいで
稍微大了一丁點而已。
誰にも信じてもらえなかった
我沒有感到非常驚訝
大人なんてそんなもんだ
這是因為我知道除了地球和木星、火星、金星這樣
しかし
有名字的巨大星球以外
小惑星B612に
還有即使用望遠鏡也很難被發現的
名譽挽回(めいよばんかい)の幸運が訪れた
數百顆小星球
トルコの獨裁者が
當天文學家發現了那樣的星球
國民にヨーロッパ風の服裝を著るように命令し
就用數字代替名字
従わなければ死刑ということになったのだ
比方說,像小行星325這樣的。
そこで天文學者は
我覺得小王子
1920年、今度は
是從小行星B612來的
もっと洗練(せんれん)された服裝で同じ発表を繰り返した
那是1909年,土耳其的天文學家
この時はみんなが彼の言うことを信じた。
用望遠鏡只觀測到一次的星星
この星のことをこんなに詳しく話して
那個天文學家在國際天文學會議上
番號まで教えるのは
正式地發表了自己的發現
大人たちのせいだ
可是那個時候
大人は數字が好きだ
因為服裝的關係
數字以外には興味がない
沒有得到任何人的信任
新しい友達のことを話しても
大人就是這樣
どんな聲か
可是
どんな遊びが好きか
小行星B612
蝶々を集めているかと言った
遇上了挽回名譽的好運
大切なことは何も聞いて來ない
土耳其的統治者
何歳か
下令全民都要穿歐洲的服裝
何人兄弟か
不服從的話就要處以死刑
お父さんの年収はいくらかと言った
於是天文學家
數字のことばかり聞いて來て
在1920年的會議上
それですっかり知ったつもりになる
穿著更加精心裁制的衣服重複了同樣的發表
「王子さまは本當にいたよ。
這時大家都相信了他的話
可愛かったし、笑っていたし、
我給你們說這顆小行星的細節
羊を欲しがっていた。
甚至連號碼都告訴了你
だって、羊を欲しがるってことは、
是因為大人們的習性
間違いなくその人が
大人都喜歡數字
本當にいるってことの証拠だからね。」
對數字以外的東西都沒有興趣
こんな風に話しても
即使和他們談論新朋友
大人は肩を竦(すく)め
有著什麼樣的聲音
子供扱いするだけだ。
或是喜歡什麼娛樂
しかし
是否喜歡製作蝴蝶標本
「王子さまが來た星は小惑星B612だよ」と言えば
這樣重要的事情他們也不會聽的
大人は納得して
只是問幾歲
それ以上餘計なことは聞いて來ない
有幾個兄弟姐妹
大人なんてそんなもんだ
父親的年收入是多少
でも悪く思ってはいけないよ
這之類的數字
子供は大人に対して
就自認為什麼都了解了
広い心で接してあげなきゃね
王子是真的存在的哦。
でも 生きるということがどういうことなのか
既可愛,又愛笑,
よく分かっている僕たちには
還想要小羊。
數字なんかどうでもいい
正是因為,想要得到羊,
本當だったら僕は
才正是那個人
この物語をお伽話のように始めたかった
真實存在的證據吧。
「昔々、自分より本の少し大きいだけの星に暮らしている
即使這樣跟大人們說
小さな王子さまがいました
大人們也只是聳聳肩
王子さまは友達を欲しがっていました。」
把我當小孩來看待
生きるということがどういうことなのか分かっている人には
可是假說我說
こういう言い方のほうが
王子是來自小行星B612哦
ずっと本當らしく聞こえるだろう
大人就會表示理解
僕はこの本を軽々しく読まれたくない
不再問我其餘的事情
こう言った思い出話を語ることは
成年人就是這種傢伙
僕にとって本當に辛い
可是不可以認為是壞事哦
僕の友達が羊を連れて行ってしまって
孩子們對於大人
もう六年になる
必須要以寬大的心來接納他們哦
こうして彼のことを書くのは
可是對於活著是怎麼一回事
彼を忘れないためだ
很清楚的我們來說
友達を忘れてしまうのは悲しい
數字是無關緊要的
誰にでも友達がいるわけではない
其實我
それに
很想將這個故事像童話故事那樣展開的
僕も數字にしか興味のない大人になってしまうかもしれない
[很久很久以前,有一個住在真的只比自己
そうならないために僕は
大一點點的星球上的小王子
絵の具箱と鉛筆を買った
王子想要得到朋友。 ]
六歳でボアの外側と內側を書いて以來
對於明白活著是怎麼一回事的人的來說
何も書いていなかった僕にとって
這樣的說法
この年でもう一度絵を書くのは大変なことだった
聽起來更為真實吧
出來るだけ
我不希望人們以輕率的態度來讀這本書
本物そっくりな肖像畫(しょうぞうが)を書いてみるつもりだ
就這樣講述回憶的故事
でもちゃんと書けるかどうかは
對我來說真的很痛苦
自信がない
我的朋友帶著羊離開
一枚いい物が書けても
已經有六年了
その次はまるで似ていないかもしれない
我這樣寫他的故事
背丈(せたけ)が難しいし
是為了不讓自己忘記他
服の色も迷ってしまう
忘記朋友是很悲哀的
手探りでやってみるが
並不是誰都擁有朋友的
もっと大事な細かい部分を間違えてしまうかもしれない
而且
でもそこは大目に見てほしい
我也許也會變成只對數字感興趣的大人
王子さまは
為了不要變成那樣
詳しいことは何も説明してくれなかったのだ
我買了繪畫顏料和鉛筆
恐らく彼は
對於自六歲畫了蛇的外部和內部之後
僕のことを自分と同じ仲間だと思ったのだろう
就什麼也沒有再畫過的我來說
しかし殘念ながら僕は
這把年紀了再畫畫是件很困難的事
箱の中の羊を見ることが出來ない
我打算盡可能地
少しばかり大人になってしまったのかもしれない
按著他本人的樣子畫肖像畫
年を取ったのだ
可是能不能畫好
日を追うごとに僕は
我沒有自信
王子さまの星のことや
即使畫了一張好的
そこからの旅立ち
也許下一張就完全不像了
これまでの旅について知るようになっていった
身高很難定位
王子さまが偶々口にした言葉で
衣服的顏色也令我很猶豫不定
少しずつ様子が分かってきた
雖然試著憑印象去摸索了
こうして三日目に
可是也許有更多重要的細節部分被我弄錯了
バオバブをめぐる大騒動を知った
可是我希望大家寬容一些
これも、羊のお陰だった
因為小王子
王子さまが急に心配らしくなって
沒有跟我說明任何細節
こう聞いてきたのだ
大概他認為
「羊が小さな樹も食べるって、
我是和他一樣的夥伴吧
本當なんでしょう?」
可是儘管很遺憾
「うん、本當だよ。」
我還是看不到箱子裡的羊
「あぁ、よかった。」
也許是我已經多少成為大人了吧
羊が小さな樹を食べることが
因為已經長大了
なぜそんなに大事なことなのか
漸漸地
僕には分からなかった
關於小王子的星球
しかし王子さまは更にこう聞いてきた
從那裡開始的
「だったら、バオバブも食べるよね。」
到至今為止的旅行我都變得了解了
僕は王子さまに
從王子偶然的話語間
バオバブは小さな樹じゃなくて
我一點點地了解了狀況
教會の建物と同じぐらい大きな樹だから
就這樣在第三天
象の群れを丸ごと連れてきても
知道了圍繞著猴麵包樹的大騷動
たった一本のバオバブも
這也是多虧了小羊
食べきれないだろうと教えてあげた
王子突然顯得很擔心
象の群れを思い描いて
這樣問我
王子さまは笑った。
[羊連小樹也吃,
「上に上に積み重ねなきゃいけないね。」
是真的對吧? ]
しかし、続けてなかなか鋭い指摘をした
「バオバブだって、大きくなる前は小さいんだよね。」
[嗯,是真的啊。 ]
「そりゃそうだよ。
それにしても、
[啊,太好了。 ]
どうして羊に小さなバオバブを食べてもらいたいんだい?」
羊吃小樹
「何を言ってるの?
為什麼是那麼重要的事呢
そんなの當たり前でしょ。」
我不明白
僕は
可是,他更進一步地問道
一人でこの難問を解き明かすことになり
散々頭を捻(ひね)った
[既然如此,也會吃猴麵包樹的吧。 ]
つまりこういうことだ
我告訴小王子
王子さまの星には
猴麵包樹不是小樹
他の星と同じように
是和教會的建築物差不多大小的樹木
良い草と悪い草があった
所以即使帶一整群象去
良い草は良い種から育ち
就連一棵猴麵包樹
悪い草は悪い種から育つ
也是吃不完的
しかし種は目に見えない
想像著象群的畫面
土の中でひっそりと眠っている
小王子笑了
その一つが気まぐれに目を覚ますと
伸びをしておずおずと
[必須得把大像一個個壘起來呢。 ]
あどけない小さな莖(くき)を太陽に向かって伸ばし始める
可是,接著他很敏銳地指出。
それが赤蕪(あかかぶ)や薔薇だったら
そのままにしておいて構わない
[猴麵包樹,在長大之前,是小小的吧。 ]
でも、悪い草だと分かったら
[那確實是啊。
すぐに抜き取らなくてはいけない
說起來,
王子さまの星には
你為什麼想要讓羊吃小棵的猴麵包樹啊? ]
そんな恐ろしい種があった
[你在說什麼呢?
バオバブの種だ
那不是理所當然的嗎。 ]
星の土は

何処も彼処(かしこ)もバオバブの種だらけだった
一個人解決這個難題
少しでも抜くのが遅れると
苦思冥想得厲害
バオバブはもう手が付けられなくなる
歸根結底就是這麼一回事
星全體を覆いつくし
在小王子的星球上
根っこが突き抜け
和其它的星球一樣
穴を開けてしまう
有好草和壞草
小さな星だと
好的草是由好種子長成的
殖(ふ)えすぎたバオバブで
壞的草是由壞種子長成的
破裂してしまう
可是眼睛是看不見種子的
「決まりに出來るかどうかだね。
它默默地沉睡在土壤中
毎朝、自分の身支度(みじたく)が済んだら、
當它們其中之一忽然想要甦醒過來
星の手入れに取り掛かる。
便開始怯生生地生長
芽(め)を出したばかりの薔薇とバオバブは
天真地開始將莖伸向太陽的方向
よく似ているんだけど、
那如果是紅蕪菁或玫瑰的話
それを見分けて、バオバブだと分かったら、
就這樣放任它生長也沒有關係
すぐに抜いてしまう。
可是,假如知道是壞的草的話
手間は掛かるけど、
就必須立刻將它拔掉
とっても簡単なことだよ。」
在王子的星球上
「偶には仕事を後回しにしも大丈夫な時ってあるけど、
就有那種令人擔心的種子
バオバブでそんなことをしたら、
那就是猴麵包樹的種子
取り返しがつかなくなるんだ。
星球的土壤裡
例えばね、ある星に、
到處都遍布著猴麵包樹的種子
怠け者が住んでいたんだけど、
只要稍微遲一會兒去拔
その人は三本のバオバブを
就會拿猴麵包樹束手無策
ほったらかしにしていたばかりに…」
它遍布全星球
僕は王子さまの話すとおりに
根扎透土壤
その星の絵を書いた
把土地都扎開洞
星より巨大な三本のバオバブと途方に暮れる怠け者。
如果是顆小星球
お説教(せっきょう)臭いことを言うのは
就會因為猴麵包樹繁殖過多
あんまり好きじゃないけれど
而破裂掉的
バオバブの脅威(きょうい)は
關鍵是是不是能夠做到呢
地球ではほとんど知られていないし
[每天早上,一穿好衣服,
小惑星で道に迷った人が危険な目に遭う可能性は
就開始著手照料星球
あまりにも大きい
雖然剛冒出芽的玫瑰和猴麵包樹
だから僕は一度だけ普段の慎みを忘れて
非常相似,
こう言っておこう
可是看著它成長,一知道它是猴麵包樹,
「おい、子供たち、バオバブに気を付けろ! 」
立刻就要拔掉。
僕は友人たちに警告を與えるために
雖然會費點工夫,
一生懸命この絵を仕上げた
可是非常簡單。 ]
苦労して書いた価値があった
[雖然有時候偶爾將工作延後也沒有什麼影響,
他はこれほどうまくいかなかった
可是,如果遇到猴麵包樹這樣的事情
バオバブを書いた時は
就會失去挽救的時機。 ]
切羽詰(せっぱつま)って
比方說,在一個星球上
気持ちが高ぶっていたのだ
住了個懶人,
ああ、小さな王子さま
而那個人只放過了
こうして僕は少しずつ
三棵猴麵包樹苗…… ]
細やかで憂鬱な君の人生を理解していった
我照著王子的話
長い間、君には美しい夕日しか
畫了那顆星球
心を慰めるものがなかったことも
三顆比星球更巨大的猴麵包樹和一個束手無措的懶人
僕がこの秘密を知ったのは
雖然對於充滿說教意味的話
四日目に朝君がこう言った時だ
我並不喜歡
「僕、夕日が大好きなんだ。
可是因為猴麵包樹的威脅
夕日を見に行こうよ。」
在地球並未被廣而告知
「でも、待たなきゃね。」
所以在小行星上迷路的地球人遭遇到危險情況的可能性
「待つって、何を?」
非常地大
「日が沈むのをさ。」
因此我一度忘卻了自己平時的謹慎
君はとてもビックリしたようだった
任自己這樣說道
そしてすぐに笑い出した
「僕、まだ自分の星にいるつもりになっていたよ。」
[餵,孩子們,當心猴麵包樹! ]
「そうだね。」
我為了給予朋友們警告
誰もが知っているように
拼命地完成了這幅畫
アメリカが正午(しょうご)の時には
即便辛苦還是有價值的
フランスは夕暮れだ
別的就畫得沒有這麼好了
だから、一分でフランスに飛んでいけたら
在畫猴麵包樹的時候
夕日を見ることが出來るけど
臨到最後關頭
殘念ながらフランスは遠すぎる
我的心情一直很激昂
だけど君の小さな星では
啊啊,小王子
本の少し椅子を動かすだけでいい
我就這樣一點點地
そうすれば、見たい時にいつでも
稍微地理解了你憂鬱的人生
黃昏(たそがれ)を眺めていられる。
在過去很長一段時間裡,只有美麗的夕陽
「僕ね、一日に44回も夕日を見たことがあるよ。」
可以撫慰你的心
そう言って、暫くしてから、こう付け加えた。
這個秘密我是在第四天的早晨知道的
「ねぇ悲しくてたまらない時って
當時,你這麼對我說
夕日が戀しくなるよね。」
[我最喜歡夕陽了。
「44回も夕日を見た日は
我們去看夕陽吧。]
悲しくてたまらなかったのかい?」
しかし、王子さまは答えなかった。
[可是,必須要等啊。 ]
諏訪部順一
星の王子さま(朗読CD、2枚組)
专辑歌曲 >
1.
2.
3.エピローグ
4.キツネ
5.地球
6.プロローグ
7.
8.

諏訪部順一
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