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- 山口百恵 寒椿 歌詞
- 山口百恵
- 冬木立に囲まれた池のはたで
寒椿の花が咲いてます 他の花が絕えた今 その目に滲みる真赤な色は 血のようだと思います 手折る前に落ちて浮んだ 花一輪 冷たい池の水に浮んだ 花一輪 あなたの胸の中に崩れて落ちた あの日の私のようだと 瞳を閉ざします 渡る風も冬の色 白い息で寒椿の枝を揺さぶります そのたびごと震えては 重い花びらもて餘すのか 身を投げる人のよう 枯れる前に落ちて沈んだ 花一輪 冷たい池の水に沈んだ 花一輪 ひき返せない戀の深みに落ちた あの日の二人想い出し 心を閉ざします
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