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- 笠原弘子 愛しさの糧 歌詞
- 笠原弘子
- やさしい手(て)だね
あなたが言(い)った 涙(なみだ)が出たよ とても靜(しず)かに 春(はる)の砂浜(すなはま) 膝(ひざ)で眠(ねむ)った あなたの髪(かみ)をそっと 指(ゆび)で梳(す)いた時(とき) ふいにすべてが わかった気(き)がした 苦(くるし)み達(たち)が 空(そら)へと 還(かえ)ってゆく様(よう)でした あなたが近(ちか)い こんなに近(ちか)い 震(ふる)える聲(こえ)さそっと ありがとうとだけ とても小(ちい)さく 儚い永遠(えいえん) たったひとつの言葉(ことば)が 愛(いと)しさの糧に変(か)わる あなたの頬(ほう)に 落(お)ちた雫(しずく)は 波飛沫だと言(い)って 目(め)かくしをしたよ ここにいて ここにいるよ
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