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- キタニタツヤ ハイドアンドシーク 歌詞
- キタニタツヤ
- 向こう岸のことやら
くだんないことばかり恐れて ありもしない正しさの奴隷さ ちゃちな走光性 夏の夜の火に身を焦がして 音も立てずに散って逝く あの羽蟲のように終わりたいんだ 追えば追うほどに逃げてしまう あの太陽へと近づいて 羽の溶ける音を聞く 丸々と肥えた自意識で 臆病な僕らが身を隠したって無駄 彼は天井から見ている すぐに見つかってゲームは終いさ 逃げ切れなくなって僕ら 騙されていく 騙されていく 見せかけの太陽に皆 喰われちまって 壊れちまって 正しさはもうどこにもないんだ ♪ どうして天の賜った言葉の導くままに歩めないのか? 為す術なく塔は落ちる んで馬鹿はいつも悲劇を招く 分斷され惑うばかり 孤獨な僕らの怯えた眼 白く濁ってたんだ 燃えるピアノ 破られた絵畫 四肢をなくした踴り子が喘いでいる 些細な悪意が群がって 蓮のように醜く爛れた國で 息を潛めて ♪ 逃げ切れなくなって僕ら 騙されていく 騙されていく 見せかけの太陽に皆 喰われちまって 壊れちまって 正しさはもうどこにもなくて 上手く隠れたはずなのに 足音がすぐそこに來ている 僕らの頭上にずっと 生溫い視線が向いている 一人として逃げれやしないんだ 顔を上げて鬼と目が合って 慈しみの罰が下るまで ♪ 向こう岸のことやら くだんないことばかり恐れて 孤立していく僕らは 何に縋って生きてゆくのだろう?
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