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- 谷山浩子 うさぎ 歌詞
- 谷山浩子
- きみこの間改札口で
誰かを待っていたひとだね リボンをかけた包みをかかえて 白い靴をはいて もう長いこと待っているのは その目をみればすぐわかったよ こらえてもあふれる淚手のひらで こすったあとが赤かった うさぎうさぎ誰を待って泣いた みんなきみのこと忘れてる時 うさぎうさぎ寒くなってきたよ いつか日も暮れた人ごみの中 ぼくも友達待つふりをして しばらくきみのこと見てたよ ざわめく街の中でそこだけが 時を止めたようで 子供の頃に泣いて欲しがった おもちゃの時計が目の前で 不思議な音をたててまわりだした ぼくの胸をたたいてるよ うさぎうさぎ誰かを待って泣いた いつまでもそうして待っているの うさぎうさぎ聲もかけられずに ぼくはただ默ってきみを見てたよ うさぎうさぎ淚ながせもっと 知らん顏で過ぎる都會の夜 うさぎうさぎ驛も街も人も きみのその淋しさでうずめるまで
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