|
- Cocco 珊瑚と花と 歌詞
- Cocco
- ずっと南の小さな島は
何故か凍えて私を創り
無垢な白目に まばゆい月を焼けた太陽を
全てを與え注ぎ込んで歩かせて その目をもうつぶしてしまった 私は誰なのかしら? どこへ向かうの? あなたは幸せだった? 海辺に打ち上げられた 體を覚えている?
透けた波には水雲が揺れて いつも黙って寄せては返す
鬼と人とが卵を食べて 強く確かに
ひらけた潮としなる指に赤花を この目が見たうねる空の色
私は誰なのかしら? どこへ向かうの? あなたは幸せだった? 海辺に打ち上げられた 自分を覚えている?
あなたの涙を湛え
あなたを呑込む海で
今日に息づく者と
明日ヘ死にゆく者と
この目にはもう 眩しすぎるの 私は誰と泣けばいい? どこで眠るの? あなたを愛せていた? 海辺に打ち上げられた 亡骸を覚えている? まるで珊瑚のような 自分を覚えている?
|
|
|