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- 坂本真綾 宇宙の記憶 歌詞
- 坂本真綾
- 潮汐(うしお)が留め処なく満ちては引いているの
潮汐漲而又落 太陽と太陰(つき)は最古の役目を背負っている 是日與月背負的最古老的使命 草木が噤んだまま萎えては萌えているの 草木緘默無言枯萎後又再萌發 そう、人間も宇宙にただ肖っている事態 是啊人類也只是在模仿宇宙吧 年若く傲慢なものほど體はいやに旺盛で 越是年輕又傲慢的身體就越是旺盛 愚かしいなりにも飽きては飢えているの 即使再愚蠢滿足了仍又渴望著 損しては得したりまた冴えては鈍ったり 有失有得還機敏而又遲鈍 山岳(やま)が遠のく雲を乞うては去(いな)しているの 山雲近而又遠 女性(おんな)と男性(おとこ)は太古の掟を請け負っている 女性與男性承受著太古的戒律 果実が潛んだまま朽ちては熟しているの 果實默默無聞腐爛後又再成熟 そう、人間も宇宙をまだ全然ご存じない 是啊人類還完全不了解宇宙吧 年老いて謙虛なものほど體は草臥れ儲け 越是年老又謙虛的生命就越是徒勞 結局賢いなりにも凪いでは時化しているの 最終即使再聰明風平浪靜也免不了波濤洶湧 害しては益したりまた恥じては誇ったり 有害又有益恥辱著又驕傲著 あなたのまなこがなみだを堪えている 你的眼眶盈滿淚水 それは? うれしくて? かなしくて? 那是?喜悅?悲傷? 何てかわいらしくて何てかわいそうなの 多麼可愛又多麼可憐啊 もう全部くださいな瞬間を永遠にして 全都給你吧把這一瞬間變為永恆 光と影の応酬はいつも體へ丁度同期(シンク)して 將光與影的應對向身體稍稍同步 酸いも甘いも同じだけ交互に味わうのよ 啊酸也好甜也好都同等地互相品嚐 そう、人間は今原初の閃きを殘している 是啊人類現在還殘存著原初的閃光 だれもが話すたび覚えては忘れているの 與人談話時記住了又忘記 愛しては怨んだりまた病んでは癒えたり 愛著又怨著受傷了又癒合 あなたは生きている 你正如此地活著
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