|
- ゆう十 月華❁凌亂牡丹(翻自 初音ミク) 歌詞
- ゆう十
- 蟬時雨水無月の宵はあつくて
華の香に誘(いざな)われ こっちきなんし、、、 煙管(きせる)ふかしてぷかぷかり 嗚呼、虛ろな瞳色戀映し いろはにほへといつかちりぬるを 腐った檻の中舞い踴る 牡丹はわたし凜と咲き誇る 「さぁさ、遊んでおくれなんし。」 首筋を愛撫(なでまわ)し甘い言の葉 囁いた 「約束だ。『地獄(ここ)』から出そう。」 帯を解いてくるくるり 嗚呼、蜜はあふれて吐息を奏で 揚羽はあなた どこへでも飛べて 血の香を纏うは夏の陣 一二三夜(ひふみよ)數え獨りあなた待つ 頬を薄紅色に染めて あなたは 帰ラズ わたしはただ 待ちぼうけ 夏が終わる もう秋が來る あさきゆめみしそしてよいもせず 迷うことなく裸足で駆ける 華なし揚羽 手足は捥(も)がれて 空をただただ仰ぎ(いと哀れなり) 百夜過ぎ刃は研がれて 涙の代わりに血を流した 色なし牡丹打ち上げ花火 後に何も殘さず 強く、儚く、粋に 散って、、、
|
|
|