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- 森進一 林檎抄 歌詞
- 森進一
ひとりの女が林檎をかじりながら 私の部屋にやって來たのは 灰色の長雨にくさくさしていた午後でした
不幸と土産とさびしく笑いながら ホットな酒をのんでいるのは その昔少しだけ心をかわしたひとでした
何も話すなよ何も聞かないから 居心地がいいのならいつまでもいるがいいよ
ひとりの女が林檎を一つ殘し 私の部屋を出ていったのは 待ちわびた夏の陽がぎらぎら輝く朝でした
不幸が好きだと唇ゆがめながら 男のもとへ去って行くのは 運命に流されておぼれているよなひとでした
何も話すなよ何も聞かないから ひからびた林檎だけテーブルに置いておくよ
何も話すなよ何も聞かないから ひからびた林檎だけテーブルに置いておくよ
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