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- 加藤登紀子 時代おくれの酒場 歌詞
- 加藤登紀子
- この街には不似合な
時代おくれのこの酒場に 今夜もやって來るのは ちょっと疲れた男たち 風の寒さをしのばせた 背広姿の男たち 酔いがまわればそれぞれに 唄の一つも飛び出して 唄を唄えば血がさわぐ せつなさに酔いどれて 気がつけば窓のすきまに 朝の気配がしのびこむ あーあどこかに何かありそうなそんな気がして 俺はこんな所についつまでもいるんじゃないと この街には住みあきて 俺の女もどこかへ行った あいつ今頃どこでどうして どんな男といるんだろう 夢のにがさを知りもせず 夢をさがしているんだろう あーあどこかに何かありそうなそんな気がして 俺はこんな所にいつまでもいるんじゃないと この街には不似合な 時代おくれのこの酒場に 今夜もやって來るのは 違う明日を待つ男 今夜もやって來るのは 昨日を舍てた男たち
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